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強化ガラスがいしと磁器がいしの比較

架空線における両者の実用上の違いは、絶縁耐力ではありません。故障したときに何が起こるか、そして巡視でそれを発見できるかどうかです。

強化ガラスがいしと磁器がいしの比較

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架空線における両者の実用上の違いは、絶縁耐力ではありません。故障したときに何が起こるか、そして巡視でそれを発見できるかどうかです。

故障モードこそが本質的な違いです

強化ガラス絶縁子が貫通すると、ガラスは砕けて外殻が脱落し、キャップとピンだけが連を保持します。これは地上からもヘリコプターからも視認できます。磁器絶縁子が貫通した場合、外観は通常そのままであり、発見するには連を1個ずつ試験する必要があります。長距離線路では、この違いだけで保守予算が決まります。

33kV 線路向け U70B 強化ガラス円板がいし

機械的定格

両材料とも同じ用途範囲で使用されています。当社の強化ガラス絶縁子は U40B の 40kN から、70kN、100kN、120kN を経て U160B の 160kN まで揃い、20kN から 80kN までの機械的定例試験を全数に実施しています。磁器のピンがいしおよび支持がいしは、図形に応じて 4kN から 16kN までの片持ち定格をカバーします。

U40B 強化ガラス円板がいし 40kN

1個あたりの沿面距離

ガラス絶縁子は1個あたり一定の沿面距離をもち、総距離は連の長さで決まります。U40B は 185mm、U70B から U120B は 320mm、U160B は 400mm です。磁器のラインポストは全沿面距離を1本の本体でもち、ALP22-450 の 450mm から ANSI 57-14 の 1015mm まであります。どちらが適するかは、設計に揺動する連を収める余地があるかどうかによります。

ANSI 57-14 ラインポスト磁器がいし 沿面距離 1015mm

磁器が今なお優位に立つ領域

変圧器タンクとの接続部では、部品が機械的固定とシールの双方を担う必要があり、磁器が定着した材料です。また紫外線と熱のもとでも表面性状を保ち、ポリマー外被に見られる経年劣化挙動を示しません。40kV 未満のブッシングでは今も標準的選択であり、そのため当社の変圧器ブッシングは全て磁器製です。

DIN 24kV 630A 変圧器ブッシング CD525

粉じんの多い線路での選定

粉じんの多い線路では、材質よりも形状が重要になります。エアロダイナミック形のガラス絶縁子は、堆積物が留まらず風で運び去られる形状としています。磁器で同等の対応をとるなら、漏れ経路 770mm をもつ ZS-770 のような長沿面のラインポストへ移行することになります。

エアロダイナミック形強化ガラス懸垂がいし XYAY シリーズ

このガイドで参照している製品

ガラス懸垂がいし

U40B 強化ガラス円板がいし 40kN

ガラス懸垂がいし

  • 沿面距離 185 mm
  • ソケット連結 11 mm
  • 注水商用周波耐電圧 25 kV

33kV 線路向け U70B 強化ガラス円板がいし

ガラス懸垂がいし

  • 直径 255 mm
  • 沿面距離 320 mm
  • ソケット連結 16 mm

エアロダイナミック形強化ガラス懸垂がいし XYAY シリーズ

ピンがいし

  • 定格機械的破壊荷重 120 kN
  • 公称沿面距離 365 mm
  • 商用周波貫通電圧 130 kV

ZS-770 ラインポスト磁器がいし 沿面距離 770mm

  • 沿面距離 770 mm
  • 定格電気機械的破壊荷重 16 kN
  • 雷インパルス耐電圧 190 kV

関連するレンジと用途

ガラス懸垂がいし

ピンがいし

架空線工事業者

電力会社・変電所

現地汚損に応じた沿面距離の選定

この分野に関するご質問

ご自身の案件への適用

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製品写真

機械的定格側面から見た U40B 強化ガラス円板がいし33kV 線路向け U70B 強化ガラス円板がいし側面から見たエアロダイナミック形強化ガラス懸垂がいしひだを長く重ねた ZS-770 ラインポスト磁器がいし

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