
傘の刷り直しの多くは、誰もデザインをよく見ないうちにプリント方法が決まってしまうことが原因です。シルクスクリーンはグラデーションを保てません。暗い生地へのデジタルプリントでは金属的な輝きは出ません。ここでは、その判断を一度で正しく行う方法を説明します。
まず色数を数える
ベタの特色1〜3色を大量に刷るなら、シルクスクリーンです。最も経済的で、濃く正確な色が出ます。色が1つ増えるごとに版と刷り工程が増えるため、3色を超えると採算は急に変わります。
グラデーションと写真を探す
デザインにグラデーション、写真、柔らかい影のいずれかが含まれるなら、再現できるのはデジタルプリントだけです。当社の中棒着色・自動開きモデルとシティモデルは、8枚パネル全面プリントでまさにその用途に向けて設計されています。
生地の色を確認する
暗い生地の上ではインクは平板に見えます。黒やネイビーに金属的な表現を入れたい場合は、箔押しやシルバー箔押しがインクにできないことを実現します。これは生地の色を決めた後ではなく、同時に決めるべき判断です。
質感を考える
発泡プリントは、盛り上がって手で感じられるロゴになります。ブランドマークを見るだけでなく触れて感じてほしいとき、特に使う前に手に取るギフトプログラムで選ばれます。
傘袋を忘れない
刺繍は生地ではなく、傘袋・ストラップ・ハンドル周りに使います。生地のパネルを縫い通すと布が弱くなるためです。プリントまたは刺繍を入れた傘袋は、傘を閉じている間ずっと2つ目のブランド面になります。
パネルでの確認
どの方法であっても、承認の前にデザインをパネルの輪郭に重ねてください。縫い目をまたぐ部分には必ず段差が出ます。当社も割り付け段階で確認してお伝えしますが、事前に把握しておけば承認のやり取りを1往復省けます。
このテーマに関するご質問
どのファイル形式で送ればよいですか。
可能な限りベクターデータで、色の指定を添えてください。写真を使ったデザインは、印刷用にサイズを合わせたファイルではなく、お手元にある最高解像度の原データをお送りください。
生地に載せる文字はどこまで小さくできますか。
思っているより早く読めなくなり、その限界は方法によって異なります。デザインデータをお送りいただければ、選ばれた生地で耐えられる最小サイズをお伝えします。
1本の傘で2つの方法を組み合わせられますか。
はい。たとえばシルクスクリーンの生地に刺繍入りの傘袋、といった組み合わせが可能です。どの面に何を入れたいかをお知らせいただければ確認します。
実際に作っている人に質問してください
これを読んでも仕様の判断がつかない場合は、用途を添えてメールでお知らせください。誤った傘を見積もるより、今お答えするほうが確実です。

